本サイトはユーザーエクスペリエンスの向上などを目的に、Cookieを使用しています。
右記のバナーで「同意する」をクリックする、または本サイトを利用することにより、お客様は弊社のCookieポリシーに同意したことになります。

同意します

Vinculumcor株式会社

NEWS

お知らせ
2023.02.10 Activity

空き家をリノベーション2

和室の畳・・・

長年、使用した畳がだいぶ傷んでいたので、交換することにしました。

畳屋さんが来て、和室の畳を回収してくださいました。

もともとあった畳は、畳屋さんによると「京間(きょうま)」のサイズとのこと。

恥ずかしながら、「京間って何?」「そもそも畳にサイズなんてあったの?」と頭の中に?マークが・・・💧🙄❓

親切な畳屋さんが教えてくれました😄

●京間とは?

「京間(きょうま)」は、京都を中心とした関西圏以西の西日本で使われている畳のことで、「関西間」「本間間(ほんけんま)」と呼ばれているそうです。一畳のサイズは1.82m2(1.91m×0.955m)で、いろいろある畳の中でも一番大きいそうです。東京などの関東地方を中心に東日本で使用されている畳は、「江戸間(えどま)」と呼ばれていて、京間より少し小さめなんだそうです。なので、よく耳にする「6畳一間」と言っても使用される畳の種類によってその広さも変わります。

家主でもあった社長のお父様が広々と過ごしたいとのことで、建設業者の方にお願いをしたこだわりの畳だったことが分かりました。亡き父の想いやこだわりを知ることができ、より思い入れのある会社になっていきますね(*≧∀≦*)

畳を取りました

ちょこっと小ネタ

●畳にまつわる歴史

元々、畳は日本古来の敷物であり、奈良時代や平安時代から皇族や貴族の住まいに取り入れられるようになり、鎌倉・室町時代の書院造りでは現在の畳の使い方に近いものになったと言われています。

畳の語源は「たためるもの」が由来で、畳床がついたものではなく、ムシロ状の敷物を折り重ねたものの総称とされていて、家具として扱われていたそうです。明治時代になると一般家庭にも普及し始めましたが、床の間や客間などの一部に留まり、広く一般的に用いられるようになったのは戦後以降になります。

また、畳の大きさ(種類)の違いは、地域によって家の建て方に違いがあるためとのことです。関西エリアは畳の寸法を基準にしていた「畳割り」だったのに対して、関東エリアは柱真間の距離を基準にした「柱割り」だったことから違いが生まれました。また、戦後の人口増加に合わせて集合住宅が増えた際に、よりコンパクトなサイズの畳、「団地間」が使用されるようになりました。

それぞれの時代や地域の住宅事情に合った畳のサイズが用いられているんですね。畳一つをとっても時代背景や地域性が知れて、大変勉強になりました♪